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2012年 11月 29日 ( 1 )

葛西臨海公園の緑地は消えてもいいのか

 今年の夏にいくつかの新聞でも報道されましたが、2020年東京オリンピックが実現すると葛西臨海公園の緑地の三分の一がなくなります。日本野鳥の会の会報12月号に大きくこの状況が掲載されています。

 オリンピック招致委員会の計画では公園内にカヌースラロームの会場を設営、それに伴い大観覧車を半周して西側の緑地が失われるというものです。鳥類園とは反対側ですが、現在のビオトープ部分は工事範囲に入っているので、つぶされてしまうかもしれません。オリンピックの東京招致が確定すれば、2017年から工事が始まり、留鳥のみならず、春・秋の渡り鳥やせっかく定着してきたコアジサシの繁殖にも大きな影響が出るのは想像に難くありません。この公園に鳥見に出かけたことのある方なら、林の鳥に海の鳥、バラエティに飛んだ野鳥が見られることはご承知の通りです。

 日本野鳥の会東京支部では8月23日に、東京都とオリンピック招致委員会に対し、会場変更についての要望書を提出しています。

 最近、鳥撮りのカメラマンのマナーの問題で、かしがましいこの公園、鳥がいなくなっては始まりませんね。今後の進展に目を配り、運動を後押ししたいと思います。東京オリンピックの開催について、私はどちらでもかまいませんが、またここにきて緑がなくなるのはいかがなものかと考える次第です。

日本野鳥の会会報 2012年12月号
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カヌースラロームの工事範囲は こちらの写真 で見られます。
尚、この写真は下記ブログから勝手にお借りしました。
WE LOVE 葛西臨海公園

by toriscene | 2012-11-29 05:00 | Trackback