オオタカ、「希少種」解除という情報

9月22日付け読売新聞に標記の記事が掲載された。
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1984年、日本野鳥の会の調査では全国に300~480羽と言われていた。
里山の開発によって激減し、
以降、乱開発ストッパーとして一役買ったのは事実だ。
2005年3月から開催された愛知万博(愛・地球博)は知られている通り、
オオタカの棲むエリアを変更させた。
この記事では現在、いったい何羽になったのか書かれていない。
そこで、他の資料をNETで探してみた。
2008年に発表された「生息環境モデルによるオオタカの営巣数の広域的予測:関東地方とその周辺」という論文があった。
結論だけいうと、調査エリア10県に予測2,909営巣数あり、
番いでいるはずなので掛ける2、即ち5,800羽はいるはずであるという内容。
たしかに、オオタカは増えているという印象はある。
1984年の日本野鳥の会の数字が正しいかという問題はあるが、
24年間で、
全国300~480羽と言われたものが、関東周辺10県で5,800羽に増えるだろうか。
それでは、全国でどのくらいの生息数があるのか、疑問ばかり残る。
オオタカが増えるためには餌となるハトや小鳥類が増えなくてはならない。
ハトや小鳥が増えるためには、木の実や虫の生息できる環境が維持拡大されねばならぬ。
餌の40%以上はドバトといわれている、確かにドバトは増えているのかもしれない。
私の住む千葉県に「流山おおたかの森」という駅がある。
つくばエクスプレスの開通で見事に林がなくなり、マンションや商業施設に変貌した。
この駅を通過するたびに、駅名だけはむなしく感じる。
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by toriscene | 2015-09-28 06:30 | Trackback

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